オリジナルキャラクターの記事マスコット妖精「れぽち」のキャラを作ってから一か月半ほど経ちました。🧚♀️
毎日の挑戦などでいろいろな画像や動画が溜まってきたので、今回から「れぽちストーリー」と題して、れぽちのお話を始めていきます。
また、今回のお話から、純粋なれぽちのお話である「れぽちストーリー」と、🔰初心者向けのSeaArtガイドをする「れぽちのえーあい教室」などに分岐していく予定です。
最新話が更新されるたび、本記事の一番下に更新情報としてリンクを追加していく予定なので次の話などはそこからどうぞ。
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れぽち「ふ~!今日のお仕事おわりぃ~!!」
記事世界の片隅で妖精の少女が呟いた。
彼女の名前は「れぽち」、記事を書く人間の思念から生まれた存在。

れぽちの言葉に対する返事はない、他の妖精たちは忙しそうに働いている。
ここは記事を書く時の思考の隙間に生まれる記事世界。
皆、自分の仕事で手一杯で、この世界に妖精の少女に返事をするものなど一人もいないのだ。
れぽち「…いつもの所、行こーっと!」
れぽちが歩いて行くと小さなミニチュアハウスのようなお店が見えてきた。
店に着くや否や、れぽちが一枚の記事を手に取る。
店は無人販売所になっていて商品は取り放題。ここは記事を書く妖精だけが住む世界、外側だけ似せても、お金もルールも何もありはしない。

れぽち「さてさて!今日のマスターは何をしてるのかなー?」
れぽちがそう言うと、記事の写真の中の男性が動き出した。
この店は、「毎日挑戦のお店」といって、店内の記事から、人間界のとあるサイトで作られた、画像や映像を見ることが出来るようになっている。
記事内の端の方に「製作者のご意見」というコーナーがあり、そこの写真も動く仕様になっており、そこから人間界を見ることが出来るようになっている。
そこで記事世界を作り出している人間である、「マスター」を眺めるのが、れぽちの毎日の日課だった。
写真の中でマスターが頭を抱えている。マスターも何かに行き詰っているようだった。
れぽちが男性を愛おしそうに見つめて呟く。

れぽち「マスター!がんばって!いつでもれぽちが見守ってるよ!」
しばらく眺めていると、れぽちは記事内にある異変を見つける。
れぽち「あれ?…なにアレ?」
マスターが頭を抱えているすぐそばで、空間の歪みのようなものが蠢いていたのだ。
その歪みは次第に大きくなっていき、歪みの中心に何かが見えてきた。
れぽち「ぐぬぬっ!み…見えないっ…!」
れぽちが目を凝らしてよく見ると、半透明の羽のようなものが映っていた。
れぽち「…えっ!?…これって!?」
れぽちが慌ててと振り返ると、巨大な歪みは背後にあった。
れぽち「わっ!?ビックリしたぁ!?」
れぽちは一瞬驚いたが、冷静になると、これはチャンスなのではないかと思った。
れぽち「これって…そうだよね…?」
一息つくと、れぽちは意を決してその歪みに飛び込んだ。

れぽち「…ッと!つ…着いた…!?」
れぽちが着地をすると目の前に、愛おしく思っていたあの人が頭を抱えている姿があった。
れぽち「あ…ッ!ああッ!!」
思わず涙がこぼれそうになるのをこらえてぎこちない笑顔を作り、れぽちは言った。

れぽち「会いたかったです…マスター…!」
[れぽちストーリー#0]prologue —完—
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[れぽちストーリー#1]へ
[れぽちのえーあい教室#1]へ
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「れぽち」キャラクター設定:
https://www.seaart.ai/ja/articleDetail/d0nre5te878c73bqk6u0?u_code=IVQH7FTY
LoRA(SD1.5):
https://www.seaart.ai/ja/models/detail/3274edfaa2d4497f9dc703dcaa13554d
LoRA(illustration):
https://www.seaart.ai/ja/models/detail/8f696af54dfc418ba87cdbcfee8be61c
AIキャラクター:
https://www.seaart.ai/ja/cyberPubPage/d0o2qjle878c7396feag
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2025/07/12更新












