◆はじめに
今回は不確定な情報を含みます。私や友人らの体験から仮説を組み立てただけですので、「そういう可能性もあるのか」くらいの感覚でお読みください。
また、今回は日本人ユーザー、あるいは英語を使わないユーザー向けの記事となっています。
◆水瓶は音もなく忍び寄る
知らない方は初めまして。知っている方はこんにちは。NikuU34です。
今回は私が体験した恐怖体験を皆さんにお伝えします。まずは以下の画像、特にプロンプトをご覧ください。

きたないプロンプトだなあ。
これは私のマスコットキャラ、ひつじちゃんで12星座モチーフのイラストを作ろうとしていた時のイラストです。
次の画像をご覧ください。プロンプトは同一で、英語に変換されただけです。

お分かりいただけただろうか。

!!??
なぜか入力したはずのない「holding a water jug」のプロンプトが存在している!?
◆どうしてこうなった?
ここからは推測混じりの話になります。ご容赦ください。
可能性として、
- 直前まで使用したプロンプトを流用した際、消したはずのプロンプトがなぜかマスクデータとして残ってしまった
- 日本語から英語に変換される際、直前まで使用していたプロンプトを学習して勝手に紐づけてしまう
が考えられます。
先ほど、私は12星座のイラストを作っていたとお話ししていましたね。
みずがめ座のイラストを作る際、確かに私は「ふわふわのピンクヘアー、水瓶を持っている」というプロンプトを日本語で入力しました。
そして、てんびん座のイラストを続けて作ろうと思い、(絵はまったく天秤に乗っていませんが)プロンプトをコピーして、「水瓶を持っている」を削り、必要なプロンプトを日本語で入力しました。
しかし何らかの理由で「水瓶を持っている」は日本語の状態では非表示なのに内部で残り続け、出力結果に反映されてしまいました。
◆だったらどう回避すればいいの?
私の経験からいいますと、
- コピーボタン(創作ページでプロンプトの隣にある↑のアイコン)を使わずに、手入力する
- 一度PCのメモ帳か何かにペーストしたものを再度張りつける
- 日本語で打たずに最初からすべて英語でプロンプトを入力する
で回避できることが多いです。
◆日本語入力は不具合を起こしやすい
日本人の場合、直感的に思い浮かべた内容を入力しやすいので日本語入力は重宝します。
ですが、上記のようなバグや、誤変換を起こすリスクもあります。
これは、AIが絵を生成する際にプロンプトを「日本語」→「英語」→「日本語」と変換しているためではないかと言われています
ちなみに私の友人は「●●しています」と日本語で入力した際、「●●していまvinegar」と勝手に変換されてしまったそうです。
◆そうだ、翻訳を使おう
分かります。英語が堪能ならともかく、いちいち意味を調べながら英語を入力するのって面倒ですよね。
そこで、「Google翻訳」や「 DeepL翻訳 」を使ってみましょう。
- Google翻訳→無料で無制限に使えるが、翻訳の精度が少し甘い。とはいっても実用的な範囲
- DeepL翻訳→翻訳の精度はGoogle翻訳よりも上(のように感じる)だが、1日に無料で使える回数に制限がある
それでは、実際にGoogle翻訳を使ってみましょう。画面はいたってシンプルですね。

では、実際に使ってみましょう。
左のエリアに翻訳したい内容を入力すると、右のエリアに翻訳結果が表示されます。赤い丸で囲んだアイコンをクリックすると、翻訳された内容をコピーできます。SeaArtに戻ってコピーした内容をプロンプトエリアに貼り付けましょう。
◆終わりに
「生成結果に入力した覚えのない内容のものがある」「入力内容が誤変換される」といった不具合が多発する時は、英語でのプロンプト入力も検討してみてください。はじめは面倒に思うかもしれませんが、使っているうちに慣れてくると思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。良い生成ライフを!















