赤きつねと喫茶店で出会う Ver traducción

「なんじゃいな君は、妖怪というには妖気が波長少し変だし」 　貴族風の男が話しかけてきた。 「なんだお前は」 「わたし？　わたしはハゲです」 「…………うそ」 　あからさまなミハエルの冗談に少し引いた彼女。 「どこが！？」 「髪の毛あるじゃないか」 「あっ！　ホントだ！　君賢いね～！」 「……………………」 　彼女は出会った人が彼女を恐れているか、そうでないかを見ようとします。だがこのような金髪貴族は珍しい。 「君向こうの遺跡からこの星に迷い込んできたんでしょ？　君みたいな妖力見つけたらさゆが騒ぐはずだもん」 「さゆ？」 「通称春女。十二単着た妖怪雪女だ」 「ふん…………」 「食べたいだけ食べて、帰りたくなったら帰んな」 　そう言って男は踵を返す。 「まて。わたしの目は誤魔化せないぞ。お前相当の手練れだな」 「外れ。女にすら泣かされてまーす。もうね。箸より重いものもったら体が大爆発起こすんだわ。どかーん。エスの解法もろくに使いこなせないんでね」 「なんだそれは……それにその筋肉でそれはないだろう」 　といいつつ、彼女は宇治金時を食べた。 「エスと超自我と自我。聞いたことあるでしょ？　じゃあねー」 　と男は去っていく。 「おーおー出会ったのフレッドじゃなくてわたしでよかった。ナンパなんてしたら怒ってきそうだからな、彼女」 　とぼやきながら。 　というわけでのんびり企画に参加です。うちのキャラで主人公を出会わせました。 　普通に１人絵を作ってから、sea art film editで混ぜました。